エコとパッケージとコンセプト
今年初めの展示会の写真を整理していました。ここ数年の全体のブース装飾の傾向ですが、グリーン、エコ、環境に優しい…などを意識したものが非常に多くなってきましたね。
以前は、それとは真逆とも言える豪華な感じのものが本当に多かったのですが。
そうえいば、ここ数年必ずバイヤーに聞かれる点があります。
それは商品パッケージについて。
「プラスチック製なのか、紙製なのか?」
環境意識の高い店にとって、過剰包装でないか、プラスチック製でないかは大変重要な点です。
* ちなみにフランスでは、2020年1月1日から、使い捨てプラスチックのカップ、グラス、皿、ストロー、ナイフやフォークなどのカトラリー等が禁止となっています。
サステイナブル、リサイクル、再利用等、「環境につき何かしら配慮してアクションを起こしているか」、ブランドコンセプトを語るように言われることが多くなりました。
この点については、今に始まったことではなく、割と前からフランス人のバイヤーからはお決まりのように聞かれていました。もともとものづくりの背景にあるストーリー、歴史に耳を傾ける傾向があるようですね。
今後ますますそのようなこだわりが求められる傾向が強まるのではないかと思っています。
節約一辺倒の生活はいずれ行き詰まってしまう気がしますが、それでもいかに快適に日常生活を送れるかがポイントになるのかなと感じます。
そしてこれから重要視されるテーマだとも思います。
個人的に注目しているのは、家で快適に過ごすためのおたすけアイテム。
- リラクゼーション(ストレッチ、ヨガ、バス周りアイテム)
- ヘルシーで美味しくをモットーにした調理器具
- 健康維持のための場所をとらない運動系小物
- 「自然」植物を育てる系グッズ
- 整理整頓を助けるアイテム
日本にはヨーロッパにない発想の面白い商材が溢れています。
気になったらご相談ください。
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