欧米という言葉
ヨーロッパとアメリカ。
「欧米人」「欧米では… 」等、一括りにすることが普段多いです。
当然ながら、本来は一括りにはできないはずです。
アメリカで売れるものが必ずしもヨーロッパで売れるとは限らないし、その逆も然り。
生活習慣、国に根ざした文化に大きく左右されるのです。
さらに「ヨーロッパ諸国」と一括りに言っても、国が違えば文化も習慣も違うわけです。
細かいことを言うとキリがないですけど、ここで面白い例を一つ。
寿司のネタ。
寿司ソックスを取り扱っています。
イクラ
マグロ
エビ
たまご
タコ
サーモン
太巻き
カリフォルニアロール
ヨーロッパの売れ筋ネタは?といえば、みんなが知ってるエビ。
見栄えのするイクラも人気です。
たまごは色的にあった方が綺麗だけど、たまごとわからなくて、バナナ?といったり。
地味なマグロだけど割とポピュラーなネタだから選ばれたり。でも知らない人はソーセージ?と間違えたり。
人気と知名度が別れるのがタコ。北欧ではあまり人気のないタコ。でも料理に使われるタコはイタリアやスペインではメジャーらしい。
サーモンはそれほど目立つ存在ではないけれど、ヨーロッパ北部の国では不動の人気だったり。
太巻きはスタンダードな位置にいます。でも派手さを選ぶとしたらカリフォルニアロール。
大体の好みの傾向は似てるかもしれませんが、国による違いというのも当然ながらあったりします。それぞれ微妙に好みやテイストが違うのが面白いです。
アメリカとヨーロッパ。
アメリカで売れるものとヨーロッパで売れるもの。
何が大きく違うのか?
生活習慣や消費の文化を深く探ってみるとヒントが見つかるかと思います。
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